配列

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同じ目的使用される複数の値を格納するのに便利なのが配列です。

プログラムの中で値を一時的に保存しておきたい場合、変数を使うことで可能です。ただ例えば生徒数十人のテストの点数を保存するために変数を生徒の数だけ用意しようとするとプログラムが不必要に分かりにくくなります。また保存した値の平均を計算しようとした場合に、変数を全て一つずつ加算して人数で割るといった記述が必要となります。

配列は変数に似ていますが、変数が一つの値を保管するのに対して配列では複数の値を保管することができます。配列を利用することで、似たような名前の変数を大量に作らなくても済み、また配列内の複数の記憶場所に格納された値を順番に処理するといったことが可能になります。

ここではJavaにおける配列の使い方について確認していきます。

( Written by Tatsuo Ikura )