多次元配列の長さ
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多次元配列の場合も「配列変数名.length」で配列の長さをを取得することができます。
配列変数名.length
では多次元配列の場合に取得できる値を確認してみます。次の例を見てください。
int num[][] = {{1, 3, 5}, {2, 4, 6}}; System.out.println(num.length);
多次元配列における要素の数なので、この場合は「2」と出力されます。もしも要素として代入されている個々の配列の要素数を取得したい場合には次のように要素に対して「.length」を付けて取得して下さい。
配列変数名[インデックス].length
具体的には次のように記述します。
int num[][] = {{1, 3, 5}, {2, 4, 6}}; System.out.println(num[0].length); System.out.println(num[1].length);
この場合は多次元配列の要素に代入されている配列の要素数をそれぞれ出力しているため、どちらも「3」と出力されます。
多次元配列では次のページで解説するように要素に代入する配列の長さは同じである必要がないため、各要素に代入されてる配列の長さを個々に取得する必要がある場合はこのように「多次元配列名[インデックス].length」で取得して下さい。
サンプル
では簡単な例で試しておきます。
class JSample9_1{ public static void main(String args[]){ int num[][] = {{1, 3, 5}, {2, 4, 6}}; System.out.print("多次元配列の長さは"); System.out.println(num.length); System.out.print("インデックス0の要素の長さは"); System.out.println(num[0].length); System.out.print("インデックス1の要素の長さは"); System.out.println(num[1].length); } }
コンパイル後に実行すると次のように表示されます。
( Written by Tatsuo Ikura )