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座標を取得する
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Point2D.Doubleクラスで座標の値を取得するにはメソッドを使って取得する方法とフィールドの値を参照する方法があります。まずはメソッドで取得する方法を確認します。Point2D.Doubleクラスで用意されている「getX」メソッドと「getY」メソッドを使います。
getXメソッド:
getX public double getX()
この Point2D の X 座標を double 精度で返します。 戻り値: この Point2D の X 座標
getYメソッド:
getY public double getY()
この Point2D の Y 座標を double 精度で返します。 戻り値: この Point2D の Y 座標
「getX」メソッドは戻り値としてオブジェクトに保存されているX座標を表すdouble型の値を取得できます。「getY」メソッドは戻り値としてオブジェクトに保存されているY座標を表すdouble型の値を取得できます。
具体的には次のように記述します。
Point2D.Double point = new Point2D.Double(10.0d, 10.0d); double x = point.getX(); double y = point.getY();
フィールドを参照する
Point2D.Doubleではフィールドとして「x」と「y」と言う2つのdouble型の値を保持するフィールドを持っておりオブジェクトから直接参照することが出来ます。
具体的には次のように記述します。
Point2D.Double point = new Point2D.Double(10.0d, 10.0d); double x = point.x; double y = point.y;
サンプルプログラム
簡単なサンプルを一度試してみます。
import java.awt.geom.Point2D; class Point2DTest2{ public static void main(String args[]){ Point2D.Double point = new Point2D.Double(10.0d, 8.0d); double x = point.getX(); double y = point.getY(); System.out.println("(x, y)=(" + x + "," + y + ")"); } }
上記をコンパイルした後で実行すると次のように表示されます。
( Written by Tatsuo Ikura )