プロジェクトのファイル構成
プロジェクトを作成し、その中にソースコードを追加してビルドまで行った場合に実際のファイル構成がどのようになっているか確認しておきます。
今回のプロジェクトではワークスペース内に新規プロジェクトを作成していましたので、ワークスペースに設定したディレクトリを見てみます。
ワークスペース内に今回作成したプロジェクト名である「test01」ディレクトリが作成されています。
「test01」ディレクトリの中は次のようになっています。
「.classpath」と「.project」と言う2つのファイルと「src」と「bin」と言う2つのディレクトリが作成されています。
「.project」はXMLファイルで次のような記述がされています。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <classpath> <classpathentry kind="src" path="src"/> <classpathentry kind="con" path="org.eclipse.jdt.launching.JRE_CONTAINER"/> <classpathentry kind="output" path="bin"/> </classpath>
「.classpath」はXMLファイルで次のような記述がされています。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <projectDescription> <name>test01</name> <comment></comment> <projects> </projects> <buildSpec> <buildCommand> <name>org.eclipse.jdt.core.javabuilder</name> <arguments> </arguments> </buildCommand> </buildSpec> <natures> <nature>org.eclipse.jdt.core.javanature</nature> </natures> </projectDescription>
どちらのファイルもEclipseが自動的に作成したファイルで内部的に利用されていると思われます。
「src」ディレクトリの中には作成したソースコードが含まれています。ソース作成時に指定したパッケージ名に合わせて次のようなディレクトリとファイル構成となっています。
ディレクトリに含まれている「Sample01.java」が作成したソースコードが含まれるファイルとなります。
「bin」ディレクトリの中にはコンパイルによって作成されたクラスファイルが含まれています。パッケージ名に合わせて次のようなディレクトリとファイル構成となっています。
ディレクトリに含まれている「Sample01.class」が作成されたクラスファイルとなります。
( Written by Tatsuo Ikura )