- Home ›
- Android入門 ›
- ListViewクラス ›
- HERE
ListViewクラスの定義とコンストラクタ
ListViewクラスの定義を確認します。クラス図は次のようになっています。
- java.lang.Object
- android.view.View
- android.view.ViewGroup
- android.widget.AdapterView
- android.widget.ListView
ListViewクラスはAdapterViewクラスのサブクラスです。AdapterViewクラスはアダプターを使って別に用意されたデータを子要素として持つビューです。例えばリストは、リストに表示される個々のデータが子要素となり、個々のデータはアダプターを使ってリストに割り当てられます。
ListViewクラスのコンストラクタ
ListViewクラスを利用するにはコンストラクタを使ってListViewクラスのオブジェクトを作成します。どのようなコンストラクタが用意されているか確認してみます。
コンストラクタ |
---|
ListView(Context context) |
ListView(Context context, AttributeSet attrs, Map inflateParams) |
コンストラクタは2つ用意されています。1番目のコンストラクタ以外は詳細は不明です。
1番目のコンストラクタの場合、引数には「Context」クラスのオブジェクトを指定します。ここでは自分自身を表す「this」を指定して下さい(画面を作成する「Activity」クラスは「Context」クラスのサブクラスとなっており、作成しているクラスは「Activity」クラスを継承して作成しています。すなわち作成しているクラスは「Context」クラスのサブクラスです)。
具体的には次のように記述します。
private final int WC = ViewGroup.LayoutParams.WRAP_CONTENT; @Override public void onCreate(Bundle icicle) { super.onCreate(icicle); ListView list = new ListView(this); setContentView(list, new ViewGroup.LayoutParams(WC, WC)); }
では次のページ以降で「ListView」クラスの詳しい使い方を確認していきます。
( Written by Tatsuo Ikura )