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AlertDialogクラスの定義とコンストラクタ
AlertDialogクラスの定義を確認します。クラス図は次のようになっています。
java.lang.Object L android.app.Dialog L android.app.AlertDialog
AlertDialogクラスはDialogクラスのサブクラスとなっています。Dialogクラスはダイアログを作成するための基本クラスでAlertDialogクラス以外にもいくつかのサブクラスが用意されています。
AlertDialogクラスのコンストラクタ
AlertDialogクラスを利用するにはコンストラクタを使ってAlertDialogクラスのオブジェクトを作成するか、又は定義されているstaticメソッドを使って作成します。まずはどのようなコンストラクタが用意されているか確認してみます。
コンストラクタの概要 |
---|
AlertDialog(Context context) |
AlertDialog(Context context, int theme) |
AlertDialog(Context context, boolean cancelable, Message cancelCallback) |
AlertDialog(Context context, boolean cancelable, OnCancelListener cancelListener) |
コンストラクタは4つ用意されています。
1番目のコンストラクタの場合、引数には「Context」クラスのオブジェクトを指定します。ここでは自分自身を表す「this」を指定して下さい(画面を作成する「Activity」クラスは「Context」クラスのサブクラスとなっており、作成しているクラスは「Activity」クラスを継承して作成しています。すなわち作成しているクラスは「Context」クラスのサブクラスです)。
その他のコンストラクタではキャンセル処理に関する設定などを指定することも出来るようになっています。詳しくは別のページで確認していきます。
それでは一番目のコンストラクタについて見てみます。利用するには具体的には次のように記述します。
import android.app.Activity; import android.os.Bundle; import android.app.AlertDialog; public class Test extends Activity { @Override public void onCreate(Bundle icicle) { super.onCreate(icicle); AlertDialog edit = new AlertDialog(this); edit.show(); } }
では次のページ以降で「AlertDialog」クラスの詳しい使い方を確認していきます。
( Written by Tatsuo Ikura )